この記事ではBroad WiMAXの違約金負担キャンペーンについて説明します!
WiMAXをはじめ、インターネット回線を解約するときの違約金って高いですよね。違約金は払いたくないから、契約更新月が来るのを待っているという方も多いのではないでしょうか。
違約金なんか払いたくない・・払わないで済む方法ないのかな?
契約更新月まで待たなくても方法はあるよ!
実はインターネット回線をBroad WiMAXに乗り換えると、違約金負担キャンペーンというものが使えます。しかもこのキャンペーンはWiMAXだけでなく、他のインターネット回線を解約するときにも使えるんです。違約金の自己負担が実質的にゼロになるので、Broad WiMAXへの乗り換えを考えている人にはおすすめですよ!
そこで、この記事ではBroad WiMAXの違約金負担キャンペーンについて、その内容や注意点、申し込み手順について紹介させていただきます!
そもそも違約金ってどれくらい?
WiMAXの違約金は高い
現在使っているインターネット回線やプロバイダにもよりますが、違約金は1万~2万円くらいの場合が多いです。
回線 | 違約金 |
---|---|
WiMAX (BIGLOBEなど) | 1年目:190,00円 2年目:140,00円 3年目:9500円 |
WiMAX (GMOとくとくBB) | 1年目:24,800円 2年目:24,800円 3年目:9500円 |
光回線 (フレッツ光) | 9500円 (※1) |
Pocket WiFi | 9500円 |
更新月以外に解約した場合、例えばWiMAX(BIGLOBEなどほとんどのプロバイダの場合)だと解約時の違約金は1年目で19,000円、2年目で14,000円、3年目で9500円です。ただし、同じWiMAXでもGMOとくとくBBの場合は1年目、2年目の違約金がさらに高くなり、24,800円となります。
また、光回線であるフレッツ光の場合はマンションであれば1500円ですが、戸建ての場合は9500円の違約金がかかります。
モバイルルーターのPocket WiFiの場合でも、違約金は9500円となっています。
WiMAXに注目してみると、特に1年目と2年目に解約した場合に違約金が高いことがわかりますね。
WiMAXの違約金は廃止される?
ちなみに2019年に発表された総務省の制度案により、モバイル市場における複数年契約(いわゆる2年縛り)の途中解約時の違約金は上限が1000円になりました。
スマホではプラン内容が見直されて話題になったね
WiMAXでも、2019年10月に違約金が1000円となるプランが登場しました。違約金の廃止というわけではありませんが、従来に比べると大幅に減りましたね。ただし、残念ながら既にWiMAXを契約している人の違約金がなくなるわけではありません。あくまで次の契約時から、違約金1000円のプランが選べるようになります。結局、一度WiMAXで契約したプランの違約金については支払いの義務が残ります。
Broad WiMAXとは?
Broad WiMAXは、モバイルルーターの一種であるWiMAXを提供しているプロバイダの一つです。WiMAXのプロバイダは20種類以上あるのですが、その中でもBroad WiMAXは比較的人気の高いプロバイダだといえます。
(補足)
ちなみにWiMAXの中で料金が最も安く済むのはGMOとくとくBBですが、Broad WiMAXも料金はかなり安い方です。
また、Broad WiMAXは違約金負担キャンペーンや口座振替での料金支払いなど、特徴的なサービスを展開しています。特に他社のインターネット回線から乗り換えたときの違約金を負担してくれるプロバイダは珍しいので、違約金を払いたくないという人にはおすすめです。
違約金負担キャンペーンとは?
Broad WiMAXに乗り換えると違約金を負担してくれる
違約金負担キャンペーンというのは、インターネット回線をBroad WiMAXに乗り換えた場合に利用できるキャンペーンです。その名の通り、現在契約中のインターネット回線の解約で発生する違約金を、Broad WiMAXが負担してくれるというキャンペーンになります。
このキャンペーンを使うと、解約時にかかる違約金と同じ額(最大19,000円まで)をBroad WiMAXから受け取ることができるため、違約金を実質的にゼロにすることができます。
全ての回線が対象!
Broad WiMAXの違約金負担キャンペーンのいいところは、対象が限定されていないことです。
他社のWiMAXからの乗り換えはもちろん、ADSL、光回線、ケーブルTV、モバイルWiFiをはじめ、その他全てのインターネット回線からの乗り換えがキャンペーンの対象となります。
今使ってる回線が何でもOKってすごいね
2019年12月に対象者が全ての回線利用者に拡大されたんだよ
負担してくれるのは最大19,000円まで
違約金負担キャンペーンでBroad WiMAXが負担してくれるのは、最大で19,000円です。そのため、違約金が19,000円を超えた分については自己負担となりますので、まずは現在契約しているインターネット回線の違約金をよく確認しておきましょう。
違約金が19,000円以上かかるプロバイダもあるの?
違約金については前述の通り、1万~2万円くらいの場合が多いです。ただし、GMOとくとくBBのWiMAXに関しては2年目までに解約した場合の違約金が24,800円となっており、Broad WiMAXの負担の上限である19,000円を超えてしまうため気を付けてください。
回線 | 違約金 |
---|---|
WiMAX (BIGLOBEなど) | 1年目:190,00円 2年目:140,00円 3年目:9500円 |
WiMAX (GMOとくとくBB) | 1年目:24,800円 2年目:24,800円 3年目:9500円 |
光回線 (フレッツ光) | 9500円 (※1) |
Pocket WiFi | 9500円 |
デメリット・注意点は?
違約金負担キャンペーンを使うとBroad WiMAXへの乗り換えがとてもお得になりますが、キャンペーンの適用には条件があるため注意が必要です。それぞれの条件とともに、具体的に何が困るのか(デメリット)について見ていきましょう。
1. 月額最安プランへ申し込みすること
Broad WiMAXの料金プランには「月額最安プラン」と「auスマホ割プラン」がありますが、違約金負担キャンペーンを使う場合は「月額最安プラン」を選択する必要があります。そのため、スマホをauで契約している人で、スマートバリューmineを使いたい場合は、違約金負担キャンペーンが使えなくなります。ただし、auを使っている場合でも料金プランによっては「auスマホ割プラン」よりも「月額最安プラン」の方がお得になる場合も多いので、現在の料金プランを確認してみましょう。
2. 支払いはクレジットカード払いのみ
Broad WiMAXは、口座振替で料金支払いが可能な数少ないプロバイダなのですが、違約金負担キャンペーンが適用されるのはクレジットカード払いのみとなります。口座振替で契約した場合にはキャンペーン適用外となってしまうため、注意が必要です。
3. 有料オプションへの加入が必須
また、有料オプションである「安心サポートプラス」と「MyBroadサポート」に加入しないと違約金負担キャンペーンは適用されません。
なお、「安心サポートプラス」というのはWiMAXの端末が故障したときに無料で修理してもらえるサービスです。また、「MyBroadサポート」はPCやメールの設定がうまくいかないときなどにサポートが受けられるサービスです。それぞれ月額550円、月額907円がかかります。
名称 | 安心サポートプラス | MyBroadサポート |
---|---|---|
内容 | 端末故障時に無料で 修理してもらえる | PCやメールの設定が うまくいかないとき サポートが受けられる |
料金 | 月額550円 | 月額907円 |
違約金負担キャンペーンを使うためにはこの二つのオプションへの加入が必須となりますが、契約後にオプションを解除しても問題ありません。不要な人は契約後にオプションを解除するのを忘れないようにしてください。忘れてしまうと、合計で毎月1457円がかかり続けてしまいます。
4. 所定の方法で手続きすること
キャンペーンを適用するためには所定の方法で手続きを行う必要があります。ですので、通常の契約より少し手間がかかる点もデメリットだといえるでしょう。
手続きの際には、現在の回線を解約し、違約金が記載された書類をメールで送付するなどの作業が必要です。作業自体は難しくありませんが、すぐに終わるわけではないので面倒に感じるかもしれません。
なお、手続きのやり方については下の方で説明していますので参考にしてみてください。
その他
その他、クーリングオフ制度を使って契約をキャンセルした場合にはキャンペーンが適用されないので注意してください。また、そもそもインターネット回線を乗り換える人を対象としたキャンペーンなので、乗り換えの前後で契約者の名義が一致していなければいけません。例えば、現在のインターネット回線を家族の名義で契約している場合などは、注意が必要です。
違約金負担キャンペーンを使う前に注意点をよくチェックしておいてね
違約金負担キャンペーンの申し込み手順
それでは、実際に乗り換えをするときの違約金キャンペーンの申し込み手順を見ていきましょう。下の図を使って申し込みの流れをわかりやすく解説していきます。
- STEP1Broad WiMAXと契約
データ端末やプラン、利用するエリアなどを確認して、Webサイトから申し込みを行います。
注意「お乗換えキャンペーンを希望する」にチェックしましょう
- STEP2WiMAX端末を受け取る
WiMAX端末を受け取って使えるようになってから、STEP3の他社回線の解約をすれば、インターネット回線が使えない期間が発生せずに済みます。
- STEP3他社の回線を解約する
今まで契約して使っていたインターネット回線を解約します。なお、解約方法は回線やプロバイダごとに異なりますので、公式HP等で確認してみてください。
- STEP4違約金が記載されている書類が届く
「契約解除料」、いわゆる解約による違約金の金額が記載された解約確認書類が届くはずです(メールで送られてくる場合もあります)。
- STEP5違約金が記載された書類をメールで送付する
STEP4で受け取った書類を、Broad WiMAXにメールで送付します。
注意ここまでの作業を申込月を含む4ヵ月末までに行ってください。
(例):STEP1の契約申し込みを5月に行った場合、8月末までに違約金が記載された書類をメールで送付 - STEP6Broad WiMAXから返信が届く
返信を求める内容が書いてありますので、内容をチェックしてください。
- STEP7必要に応じてBroad WiMAXに返信する
必要事項を記載して、Broad WiMAXに送付してください。
- STEP8違約金が口座へ振り込まれる
指定した口座に違約金(最大19,000円)が振り込まれますので確認しましょう!
以上が、違約金負担キャンペーンの申し込み手順になります。
注意点としてはSTEP1でWebサイトから申し込みを行うとき、「お乗換えキャンペーンを希望する」にチェックするのを忘れないようにしましょう。
また、STEP3の他社回線の解約はいつでも問題ないのですが、解約の前にWiMAX端末を受け取った方がいいと思います(STEP2の内容です)。先に解約してしまうと、WiMAX端末が届くまではインターネット回線が使えなくなってしまうので要注意です。
その他、手続きの期限についてですが、STEP5の違約金が記載された書類をメールで送付する作業を申込月を含む4ヵ月末までに行う必要があります。
申込月というのは、STEP1でBroad WiMAXへの契約申し込みを行ったのが何月か、ということです。例えば5月に契約申し込みをした場合は、「5月を1ヵ月目として4ヵ月目の末」なので8月末までにSTEP5を完了しなければなりません。
時間がたつと手続きを忘れてしまいがちなので、早めに済ませてしまった方が良さそうですね。
実際に違約金負担キャンペーンの手続きを行うときは、この手順を参考にしてみてください!
まとめ
Broad WiMAXの違約金負担キャンペーンについて、キャンペーン内容や注意点、申し込み手順について紹介させていただきました。本記事をまとめると以下のようになります。
- Broad WiMAXに乗り換えると違約金を負担してくれる
- 対象はすべての回線
- 19,000円が上限
- ただし注意点としては
- auスマホ割プランは選択できない
- 支払いはクレジットカード払いのみ
- 有料オプションを後で外さないと毎月料金がかかる
- 手続きが少し面倒
- 手続きとしては
- 現在の回線を解約し、違約金が記載された書類をメールで送付する
- 申込月を含む4ヵ月末が期限
インターネット回線の乗り換えを考えている人や、解約時の違約金を払いたくないという人は、ぜひ一度Broad WiMAXの違約金負担キャンペーンを検討してみてください。
あなたも自分にあったインターネット回線を見つけて、ネット生活を楽しみましょう!