新聞代が高いと思う人は多いのではないでしょうか。新聞配達によって購読している場合、毎月3000〜4000円の料金が発生しますが、スマホを持つことが当たり前の現代では、ニュースアプリのコンテンツも充実してきていますよね。
そこで、本記事では新聞の必要性や、解約のメリット・デメリット、新聞の代わりに使えるスマホのニュースアプリについて解説します。
なお、ニュースアプリだけが知りたいという方は、以下の目次からジャンプして下さい。
新聞を読むべき人とそうでない人
ネットニュースやスマホアプリ、動画コンテンツなど多くの情報ソースが存在する現代の中で、新聞の必要性とは何でしょうか?
偏りなく正確な情報が得られるのが新聞の良いところですが、全ての人が新聞を読むべきかというとそうでもありません。新聞を購読すべき人と、購読すべきではない人がいます。それぞれの特徴は以下の通りです。
新聞を購読すべき人とは、一言でいうと新聞の価値を理解している人です。その新聞でしか得られない情報が何かを説明でき、その情報に対して料金分の価値を感じていれば、購読すべき(=新聞が必要)でしょう。
逆に、なんとなく購読を始めてそのまま惰性で継続している人は、購読を続けるべきではありません。こういう人は案外多く、新聞は読んでいるけどTV欄と一面しか見ないという人も少なくありません。
このような場合、毎月¥3,000〜¥4,000の料金に見合う対価を得られておらず、非常にもったいないことをしているので、新聞購読を解約すべき(=新聞が必要ではない)です。
社会人は新聞を読まなきゃダメ?
結論としては、社会人は新聞を読んだ方が良いですが、読むことが目的ではありませんので新聞購読が絶対必要というわけではありません。
「社会人になったら新聞を読め」とよく言われていますが、その本質的な意味は、政治、経済、国際、企業などの各紙面から日本や世界の情勢を知り、各企業や業界の動向を把握して自分のビジネスに生かせ、ということだと思います。
だから社会人(ビジネスマン)になったら、なんだね
新聞を読むこと自体が目的ではないからね
新聞から得られる情報は偏りがなく、プロの記者による取材や分析により正確で深い知識が得られるため、国内外の情勢を理解したり業界の動向を知るには打ってつけだといえます。現代のような情報化社会における新聞の必要性は、まさにこの部分にあるといえるでしょう。
そのため、こうした情報を自分のビジネスに生かすという本質的な部分も達成しやすいことは確実です。ただ、私はその手段が「新聞購読」である必要はないと思っています。
情報入手の方法はたくさんある
情報が溢れる現代において、世界情勢や業界動向を知るためのツールはいくらでもあります。例えばスマホのニュースアプリでも良いし、インターネットから情報を入手するのでも良いのです。もちろん、専門的な書籍を購入したりテレビや動画のニュースでも良いです。
ただし、特にインターネットをはじめとする情報ソースは新聞と違って信頼性が低いため、情報の取捨選択や真偽の判断で余計な労力を使ってしまうことは否めません。
嘘の情報に振り回されるのはイヤだね
新聞を読んだ方が、効率よく正確な情報を得られるのは確かだよ
短時間で正確な情報をまんべんなく入手するなら新聞を読むのが最適ですが、そこに価値を感じない人や、新聞購読していてもちゃんと読んでいない人は、新聞以外のツールを使うべきでしょう。
ちなみに私は就活を始めた頃に「日経新聞を読め」と言われて読み始め、社会人になってからも日経新聞を読み続けていますが、料金を払ったことは一度もありません。というのも、新聞を無料で読む方法があるからです。新聞を無料で読む方法については以下でまとめていますので、参考にしてみて下さい。
新聞解約のメリット
新聞を解約することの大きなメリットは、固定費が削減できることです。固定費の削減というのは節約効果が非常に高いです。しかも最初の手続きさえしてしまえば、あとは何もせずとも節約されて貯金にまわせるお金が増えるので、変動費の節約よりも大きな効果が期待できるのです。
※固定費の節約効果や変動費の違いについては以下にリンクを貼っておきます。
人間は手に入れるときよりも手放すときの方が、その物に「高い価値がある」と思い込む性質があります。そのため既に新聞を購読していると解約することに抵抗を覚えやすいのですが、一度リセットして考えて「一年で4万8000円で、新聞を配達してくれる」という契約をしたいかどうか、改めて考えてみても良いでしょう。
例えばいったんやめて、読みたいときに駅やコンビニで買うようにしてみると、実際には買ってまで読みたくないことに気付くかもしれません。
節約の観点でみる新聞解約
新聞は固定費の中で最も削りやすい費用のひとつだと言われています。新聞配達による購読をしていても、読んでいるのはテレビ欄や一面など一部だけという人は多いものです。そのため、新聞購読を解約しても全く問題なかったという声も多いです。
あまり読んでない場合は解約して節約すべきってことだね
新聞のような固定費を削減できると効果は大きいよ!
一度購読をやめてみて、やっぱり必要だと感じたら再度契約することも可能です。もし本当に新聞を必要としていれば、面倒であったとしても再契約するはずです。
再契約なんて絶対しないと思ったとしたら、新聞に対してあなたが実際に感じている価値は、あなたが思っているよりも低いかもしれません。
新聞解約のデメリット
新聞を解約した場合のデメリットは、当然ながら今まで新聞から入手していた情報が得られなくなることです。
新聞の紙面をくまなく読んでいた場合には、それと同等の情報を新聞以外から仕入れることはなかなか難しいと思います。そのため、「新聞を熟読していたけど節約したい」という場合には、新聞購読はやめずに節約する方法がおすすめです。この中には、無料で新聞を読む方法もあります。
無料で新聞が読める方法なんてあるの?
ここでは詳しく解説できないけど、無料にする方法はあるよ
逆に今まであまり新聞を読んでいなかった場合にはもともと入手していた情報量が多くない分、解約によって入手できなくなる情報も少ないはずです。もちろん新聞購読をやめずに節約する方法を使っても良いし、ニュースアプリなど他の媒体から情報を得るのもありだと思います。
新聞がないとこれができない
新聞の配達をやめて物理的な新聞紙がなくなることもデメリットですが、この辺りは対応策がありますので紹介しておきます。
新聞紙を使った工作等ができない
新聞紙は子供が遊ぶための工作に使ったり、汚れ防止用として床やテーブルに敷いたり、濡れた靴の水を吸うのに使ったりと、実は様々な場面で活躍します。
しかし、新聞が配達されなくなった後は新聞紙が入手できないかというとそうでもありません。例えば一番入手しやすいのは100円ショップです。100円ショップでは食器などの梱包用に新聞紙が用意されています。食器を購入したときにこうした新聞紙をもらってそれを保管しておけば、必要になったときに利用することができますね。
スーパーのチラシがもらえない
新聞配達をやめるとスーパーなどの折り込み広告、いわゆるチラシがもらえません。チラシがないと特売情報が分からないと思う方も多いかもしれませんね。
ただ、最近はスーパーの各店舗ごとのチラシがWEB上に公開されており、ネットから確認できることが多いです。また、スーパーによっては独自のアプリがあり、そこでチラシを公開していることもあります。アプリ限定の情報が出ている場合もあるので、こうしたツールも積極的に使うべきでしょう。
おまけ ー 野球観戦のチケットがもらえない
新聞屋さんから野球観戦のチケットなどがもらえる場合もありますね。解約してしまうとこうしたサービスも受けられなくなってしまいます。
ただ、これについては何に対してお金を払っているのか、再考すべきだと思います。本当に野球観戦がしたいなら、チケットは自分でも購入できますし、新聞解約とは切り離して考えるべきでしょう。
新聞の代わりに使いたい無料ニュースアプリ
最近はスマホのニュースアプリも増えており、使い勝手が良いものも多いです。その中でも、新聞の代わりに使えそうなアプリを厳選して3つ紹介します。
①NewsPicks
新聞の代わりになるニュースアプリ、個人的に一番おすすめなのはNewsPicksです。
NewsPicksは、経済、政治、国際情勢などに関する情報が数多くまとめられていて、何と言っても記事の質が高いです。「テクノロジー」「ビジネス」といった項目もあり、見出しとしても興味をそそるものが多いです。また、有料のプレミアム会員に登録するとオリジナル記事やオリジナル動画を見ることができます。
面白いのは、各記事に対して著名人がコメントを残しており、一つの記事に対する各個人の意見や考えがセットで読めることです。分からないことがあっても、コメントまで読むと理解が進んだりします。
良質な記事という点で、新聞の代わりとしては一番おすすめです。
②新聞コレクション
新聞コレクションは、各新聞の毎日の社説をまとめたアプリです。つまり、社説を無料で読むことができます。こちらは新聞の代わりというより、新聞そのもの(社説だけですが)ですね。
ちなみに縦書きコラムというアプリもあり、こちらでは各新聞のコラムを無料で読むことができます。
③スマートニュース
最後はCMでもおなじみのスマートニュースです。
スマートニュースは各カテゴリのニュースがまとめられており、政治、経済、国際などのカテゴリもあります。
カテゴリは多岐にわたり、自分が好きなものだけを表示させてカスタマイズすることが可能なのでニュースアプリとしてはとても優秀ですが、記事の質はさすがに新聞にはおよびません。そのため新聞の代わりという意味だと、若干評価は下がります。
ちなみにスマートニュースと似たアプリとしてグノシーもありますが、こちらは年齢層が若めでエンタメ系などのニュースに力を入れている印象です。
まとめ
新聞の必要性、解約のメリット・デメリット、新聞の代わりに使えるスマホのニュースアプリについて紹介させていただきました。本記事をまとめると以下のようになります。
- 新聞の必要性について
- 現代において新聞が必要なのは、情報に偏りがなく効率的に正確で深い知識が得られるから
- 購読すべきなのは、新聞の価値を理解している人
- 解約すべきなのは、惰性で継続している人
- 新聞解約すると・・・
- 【メリット】固定費削減により大きな節約効果がある
- 【デメリット】新聞以外から情報を入手しないといけない
- ※新聞紙がないとできなさそうなこともあるが、解決策はある
- 新聞の代わりになるニュースアプリ
- NewsPicksがおすすめ
- 新聞コレクションは社説を無料で読める
- スマートニュースも良いが、記事の質は新聞ほどではない
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
あなたもこの機会に新聞代を節約したり、ニュースアプリを使ってみてはいかがでしょうか。