格安SIMを試してみたいけど、本当に大丈夫なのか不安だという人は多いのではないでしょうか。
お昼がつながりにくいとか聞くけど、実際どれくらいの速度なのか…?でも一度MNPで転出したら何度も乗り換えるの面倒だし、手数料もかかるし…
実はイオンモバイルには、格安SIMになかなか踏み出せないという人向けに、無料貸し出しサービスがあります。これを使えば、無料で格安SIMの使用感をお試しすることができるんです!
そこでこの記事では、イオンモバイルの無料貸し出しサービスについて紹介します。
イオンモバイルの無料貸し出しサービスとは
イオンモバイルには、「イオンモバイル無料貸し出しサービス」というものがあります。これは、イオンモバイルの端末とデータSIMを1週間借りられるというサービスです。
端末とSIMどっちも貸してくれるの?
そう!だから申し込めばすぐに使えるよ!
利用申し込み時に、本人確認書類の提出など簡単な手続きがありますが、それが終わるとすぐに使える状態のスマホ端末とSIMカードを受け取ることができます。
「端末も借りられる」というのがポイントで、例えば今自分が使っている端末が何であろうと関係なく、確実にイオンモバイルを体験することが出来ます。
後で詳しく説明しますが、実はこの無料で端末とSIMを貸し出すお試しサービスを提供している格安SIMはかなり珍しく、数ある格安SIMの中でも2社しかありません。
イオンモバイルは無料貸し出しサービスのある、とても貴重な格安SIMなんだよ
イオンモバイル貸し出しサービスで試しておきたいこと
無料貸出サービスを使えると何が嬉しいの?
実際に格安SIM(イオンモバイル)を契約したときの使い心地を確かめられるんだよ
実際に格安SIMの端末やSIMカードを貸し出してもらい手元で使えば、色々な使い心地を確認することができます。
無料貸出期間は1週間しかありませんので、その間に是非試しておきたいことを紹介します。
①電波の状況を確かめる
イオンモバイルで貸し出ししてもらったSIMで最初に確かめたいのは、ネットが繋がりやすいかという点ですね。
せっかく格安SIMにしても、電波がつながりにくければ魅力は半減してしまいます。電波の状況はしっかり確認しておきましょう。
また、イオンモバイルの無料貸し出しサービスではSIMカードと端末のセットだけではなく、SIMカードのみの貸し出しもできます。つまり、SIMカードのみを借りて自分の手持ちのスマホで使うこともできるのです。
そうすると、いつも使用している自分のスマホなので、SIMカードの違いによる差を比較しやすいですよね。例えば、他のキャリアと比べて電波がつかみにくくて電池の減りが早くないかとか、そういった観点でも電波のつかみやすさを確かめてもいいかもしれません。
②単純な通信速度を確かめる
格安SIMは遅いという印象を持つ人もいるかもしれません。
各キャリアの公式サイト等には下り最大速度が何Mbpsとか、数値としての情報は色々書かれていますよね。でも実際に使ってみないと、具体的にどのような速度で動作するのかはよくわかりません。
確かに下りが1Gbpsとか言われてもよく分かんないよ…
自分の環境の回線速度を実測値で正確に把握してる人は少ないからね
また、その速度を自分がどう感じるかも使ってみないとわかりません。なので格安SIMで実際にどんな通信速度になるのかを体感して確かめておくことは非常に重要です。
貸し出しサービスを使わないと実際の速度は試せないので、貸し出し期間中に色々な使い方をして通信速度を確認しておくようにしましょう。
③速度の不安定さを確かめる
格安SIMは速度が不安定だとといわれています。特に利用者が集中する昼休みの時間帯が遅くなりやすいというのはよく聞きますね。
これは②の通信速度とも関係する話ですが、時間帯を変えて様々な使い方をしたときに、速度がどれくらい変わるのかは要チェックです。イオンモバイルは速度が遅い訳ではないので大丈夫だと思いますが、速度が不安定だと思う人もいるでしょう。
軽く使っただけで判断するのは危ないね
貸し出し期間はできるだけいろんな使い方を試した方がいいよ!
当然ですが、地域や時間帯、使用する端末によっても通信速度は変わってきます。だから「速度は変わらない」と思う人もいれば「遅くなった」と感じる人もいるわけですね。契約前に、速度がどの程度安定しているかもよく確認しておきましょう。
④よく使う場所での使用感を確かめる
最後に一番大切なのは、自分がよく使う場所での使用感を確かめることです。自分の環境で使い、それを自分の目で確かめて速度を実感することが非常に大切です。使ってみると思ったより電波を掴みにくかったり、速度が遅かったりするかもしれません。
家だけでなく、職場などよく使う場所に実際に行って使ってみるのが良いと思います。使用頻度の高い場所でちゃんと繋がるか、速度が十分かを確かめるようにしましょう。
4つに分けて書きましたが、重要なのは自分の使い方をしたときに自分がどう感じるかを確かめることです。こんなはずじゃなかったとならないためにも、お試しサービスを使うことをおすすめします。なんせタダですから。
イオンモバイル貸出サービスの注意点と疑問
注意点
次に、イオンモバイル無料貸し出しサービスを利用する場合、あらかじめ知っておきたい注意点について説明します。
無料のサービスなので、全てが完全に望み通りということは少ないと思います。どのような注意点があるのか事前にチェックしておきましょう。
貸し出しできるのはドコモ回線のみ
イオンモバイルにはdocomoとauの回線がありますが、貸し出しサービスで借りられるのはdocomo回線のSIMだけです。auのSIMは借りることができませんので注意して下さい。
au電波の繋がりやすさとかは確かめられないんだね
本契約としてau回線を考えている人は、貸し出し時(docomo)と契約後(au)で多少の差があるかも。
au回線を契約する人は、格安SIMとしての使用感を確認するだけ、と思ったほうがいいね
また、例えばauで購入した端末を持っていてイオンモバイルの無料貸し出しサービスを使う場合は、貸し出しされたdocomoのSIMカードを使うにはSIMロック解除する必要がありますので要注意です。面倒な場合は、端末も一緒に借りてしまいましょう。
音声SIMは貸し出しできない
イオンモバイルのdocomo回線には音声通話が可能なタイプ1と、データ通信専用のタイプ2がありますが、貸し出しはタイプ2のみです。
つまり、残念ながら音声SIMは貸し出しされていません。借りられるのはデータSIMだけなので、通話やSMSは試せないということになります。
貸し出し端末は指定される
また、貸し出し端末はイオンモバイル側で決められており、選択することはできません。現在はarrows M03の一機種のみです。
最新機種というわけでもないので、無料貸し出しサービスはあくまでSIMカードの通信を試すもの、と考えた方が良いでしょう。
SIMカードだけ借りて、普段使っている自分の端末で使うのはOKだよ!
受け渡しは実店舗のみ
イオンモバイル 無料貸し出しサービスでは実店舗での受け渡ししか行っていないので、オンラインでの申し込みはできません。借りるときと返すときで計二回、実店舗に行く必要があります。
なお、貸し出しの対象は二十歳以上という年齢制限もあるので、注意して下さい。
二十歳未満の人はどうしたらいいの?
その場合は保護者の方に付き添ってもらってね!
データ管理に注意
最後はデータ管理についてです。貸し出し期間中のデータ(電話帳、メール、画像、動画、アプリ、有料コンテンツ等)のデータは、自分の責任で保存しておくことが必要です。
返却後に端末に残っているデータは全て消去されてしまうので、気をつけて下さい。
忘れてたら一週間分のデータまるまる消えちゃうんだね
借りた端末では写真や動画を撮らないようにするか、必ず最後にバックアップをとってね!
よくある疑問
続いては、無料貸し出しサービスを利用する際のよくある疑問を解説していきます。
壊したらどうなるの?
イオンモバイルのHPによると、故障や紛失、破損の場合は弁償してもらう可能性がある旨が記載されています。当然といえば当然なのですが、壊してしまった場合は弁償しないといけない、と考えておいた方が無難だと思います。
返却は別のイオンでもいいの?
端末やSIMカードを一つの店舗で借りて、返却時に別の店舗に返すことは認められていません。貸し出しの申し込みをしたイオンに返却するよう注意して下さい。
返却期限に遅れたらどうなるの?
無料貸し出しの期間は1週間です。もしこの返却期限に遅れてしまった場合には、電話や書面でイオンモバイル担当者から連絡が来ます。そういったことが起こらないよう、必ず期限内に返却するようにしましょう。
契約に進みたくなったら、貸出端末をそのまま使える?
無料貸し出し期間中に色々と試した結果、本契約に進みたくなることもあるでしょう。しかし、そういった場合でも貸し出し端末やSIMカードをそのまま使うことはできません。借りていたものは必ず一度返却し、改めて本契約時に端末やSIMカードを受け取るという流れになります。
貸し出しは何回でもできる?
貸し出しには回数制限があり、ひとりにつき年二回までと決まっています。二回以上使う人は多くないと思いますが、何度も貸し出しサービスが使えるわけでないことは覚えておきましょう。
他の格安SIMのお試しとの比較
今や格安SIMを提供する会社は多数ありますが、その中でも無料で端末とSIMを借りられるのは、たったの二社しかありません。
ひとつはUQモバイル、そしてもうひとつがイオンモバイルです。
もっと貸し出ししてくれればいいのに
格安SIMはもともと安いから、契約して試してねっていうスタンスが多いみたいだね
でもそれだと手数料とかもかかるしMNPも面倒だし…
だから無料貸し出しは、格安SIMに興味がある人にはピッタリのサービスだよ!
貸し出し自体が非常に希少価値のあるサービスなので、イオンモバイルを格安SIMの候補として考えているなら、迷わず使ってみるべきだと思います。
では、イオンモバイルの無料貸し出しサービスは他社(UQモバイル)と比較してどんな違いがあるでしょうか?
各社の貸出サービスの違いを比較表にまとめると以下のようになります。
格安SIM | イオンモバイル | UQモバイル | その他の格安SIM |
---|---|---|---|
サービス名 | 無料貸し出しサービス | Try UQ mobileレンタル | 無料貸出サービスなし |
貸出期間 | 1週間 | 15日 | – |
対象者 | 20歳以上 | web:20歳以上 店頭:18歳以上 | – |
貸出機種 | arrows M03 | R17 Neo、HUAWEI P20 lite 他 | – |
回線 | docomo回線 | au回線 | – |
備考 | 店頭のみ | 店舗に行く必要なし | – |
UQモバイルは、貸出期間が15日間と長く、Webからも申し込める点が便利だと言えます。
貸し出し対象こ回線はイオンモバイルdocomo、UQモバイルがauとなっており、ここでどちらがいいか選ぶのもありでしょう。
また、表には現れていませんがイオンモバイルはサポートがかなり充実しているので、店頭に行ったときに色々と話を聞けるというのも大きなメリットだと思います。
申し込み手順
無料貸し出しサービスのお試しも良さそうだって思ったよ!でもどうやって申し込んだらいいの?
難しいことは特にないけど、申し込み手順を解説しておくね!
実際にイオンモバイル無料貸し出しサービスを申し込む場合の流れは、以下のようになります。
- STEP1対象店舗に行く
- STEP2重要事項の説明を聞く
サービス利用約款を提示され、重要事項の説明を受ける。
※貸出機器を破損させたり、紛失すると、実費がかかります(arrows M03の場合39,800円、SIMカードは2,000円)。 - STEP3申込用紙を記載する
本人確認書類(免許証など)が必要なので、忘れずに持っていきましょう
- STEP4審査
待機してください。
- STEP5受け取り
スマホ本体、充電用ACアダプタ、充電用USBケーブル、スマホのガイドブック、衝撃緩和ケース、サービス利用規約書類、無料貸出サービス許可通知書の控えをもらって、終了です!
とにかく店舗にいけば簡単に終わりそうだね
身分証明書だけ忘れないでね!
まとめ
イオンモバイルの無料貸し出しサービスについて説明させて頂きました。本記事をまとめると以下のようになります。
- 無料貸し出しサービスは2社しかやってない
- 無料貸し出しを使えば、電波状況・通信速度など使い心地がタダで試せる
- 音声SIMではないので電話は試せない
- 申し込みは店頭で、本人確認書類が必要
- イオンモバイルはサポートも充実している
無料貸し出しサービスは、イオンモバイルを検討しているという人や、格安SIMが使ってみたいけど迷っているという人にはピッタリのサービスです。
あなたもこの機会に格安SIMの使用感を無料で試してみてはいかがでしょうか。